【カード各論】カード各論第一回「ベストディフェンス」。
こんにちはのかたはこんにちは、そうでない方はとりあえずはじめまして。ルナリアです。
各種【各論】の記事では、特に強いものや、強さを発揮するのに工夫がいるものを中心に、1記事で原則1つ/1種*1のもの、または1つのコンボに焦点を当てた紹介を書いていきますね。
では記念すべき第一回に参りましょう。第一回からいきなり本気ですよ。今回の紹介は、チハルの変則防御カード「ベストディフェンス」です。
「ベストディフェンス」基本情報
チハル専用
コスト:0
レアリティ:C
効果:このターン攻撃する度、2ブロックを得る。
ラーニング時効果:このターン攻撃する度、5ブロックを得る。
注釈:防御力によるブロック値変動なし
研究コスト:150/90/50/0/0/0 12000giff
持ち込みコスト:8/5/3/0/0/0 600giff*2
性能から見る強み
攻撃するたびに防御も行うという効果を持ち、まさに攻撃は最大の防御、と言ってほしいのであろうこのカード。まずどこが強いのか、一つづつ考えていきましょう。
コスト0
最初からコストが0であるため、攻撃の手数を減らさず、引くたびに必ず効果を使うことができます。防御系のカードは使うことで敵を倒すのが遅くなり、結果的に余計なダメージを受けてしまうことがありますが、そういったことを考えずに使っていけるのもメリットになります。
普通に使うだけでも効果量が高い
同じコスト0の基本防御カード「構える」は、コスト0という強みによってか、得られるブロック値は3+防御力、とガードより低くなってしまっています。
一方、ベストディフェンスは基本のマナ3でスラッシュを3回使うだけでも6ブロックを得ることができ、オフェンスカードを引いてさえいれば特別な構築をしなくても十分なブロック値を得ることが可能です。
また、ただでさえ0コストとしては十分な効果量を持っているのに、ラーニングするとなぜか効果が1回あたり2→5と大幅に伸び、コンスタントに10点15点とブロック値を稼いでいけます。
連撃カードでの効果重複
「ふさふさなブログ」様において「ハードブレイカー」についても言及された通り、このゲームにおいて「攻撃時に発動する効果は、複数回・複数体攻撃するカードを使うとそのヒット1回ごとに発動」します。
参考記事: www.husahusadayo.com
ベストディフェンスの場合コンボは関係ありませんが原理は同じで、「ダブルスラッシュ」を使えばそれだけで2回発動し、2回分のブロック値がたまります。
また、あちらは相手側に与える効果なので全体攻撃ではそれぞれに与える形になりますが、こちらは自分が受ける効果なので、複数体に攻撃した場合も結果として効果が大きくなる形になります。うっかり「スピンブレード」なんて振った日にはすごい量のブロック値になります。
追記:10/15メンテ後現在全体攻撃は1回カウントっぽいです。過去は多分そうだったと記憶してますが、割と仕様が不安定であることもあり、あまり鵜呑みにしないようにしてください。連続攻撃は10/15現在記事の通り機能します。
追追記:おそらく「敵を対象として含むもののみ敵1体ごとにトリガーする」だと思われます。破戒僧の杖とか(いや、あれテキストからするとむしろ1枚のカードで2回以上トリガーするほうがおかしいんですが)。
総括:攻撃を重ねるだけで十分なブロックを得る
これらの仕様が重なり、完成されたデッキではこのカード1枚だけから相手の攻撃のほとんどを凌げるほどのブロック値を得ることができます。防御にマナを使わずにすむので、ダメージを押さえながら敵を早く倒す、という理想の動きに大きく近づくカードと言えるでしょう。
入手と運用
デッキに入れるタイミング
前述の通り、「スラッシュ」と合わせて使うだけでも十分なスペックを持っているので、序盤から取っていけます。攻撃回数が多いカードの火力を引きだすのはチハルの得意技なので邪魔にもなりにくいでしょう。Cであり、研究や持ち込みも容易なので持ち込みも個人的に推奨していいかな、と思うカードでもあります。早めにとることで強気にオフェンスカードを取っていけるという側面もあります。
ラーニング優先度
ラーニングの優先度も非常に高いです。効果が倍以上になるカードはそう多くありません。過剰なブロック値は基本的に意味をなさないものの、このカードを中心に攻撃を防ぐとなれば、中盤以降はラーニングしておきたいところですし、ラーニングしたけど使わない、ということはほぼあり得ないカードです。
運用法
引いたらとりあえず使いましょう。0コストな上、後に使ったオフェンスカードにしか反応しないので、このターンどの順にプレイするか考えている間に使っていいです。例外はテクニックに反応して何かする相手*3と、強制終了してくるキメラくらいかと。
注意点
非常に強力なカードですが、防御力を上げてもブロック値が変わらないのは覚えておきましょう。また、なるべく多くのオフェンスカードをプレイしたいため、コストのかかるテクニックカードと相性がやや悪く、さらに手札にハザードやトラブルが嵩むなど、手札圧迫に他のコスト0よりさらに弱いので、ドローを補強する戦具やカードでフォローしたり、不要カードを忘却できるようにしておくなどの対策が必要でしょう。
まとめ
「ベストディフェンス」についてまとめました。コストとレアリティに比して非常に強力な効果を持っており、連撃の仕様も相まってダンジョンを通して活躍できるカードです。見た目のインパクトのなさで敬遠してしまっていた、という方も是非一度使ってみてはいかがでしょうか。